日東紡の新しいふきん-ふきん界のベストセラー
1960年に誕生した新しいふきん
ふきんといえばこのデザインを思い浮かべる人も多いが
意外とオリジナルは見たことがないのではないかと思う。
上記サイトによると高度経済成長期は日本にふきんらしいふきんが見当たらなかったらしい。そこで暮らしの手帖社が「いったい、よいふきんとは、どんなものでしょう」との問いかけに回帰し、「丈夫さ」「しなやかさ」「ケバつかない」の四つのポイントを兼ね備えたふきんを共同で研究したという。
私が一人暮らしを始めた時は100均で適当に買ったものと缶ビールカートンのおまけでついてきたものを使っていた。数年使い古し、買い替えを考えた時にどうせなら今あるものよりは少し良いものをと思い見つけたのがこのふきんである。
見た目こそは良くあるふきんであったが60年間主婦に愛用されているとの売り文句に惹かれた。私はロングセラーとかプロ愛用とかそういう言葉に弱いのである。
amazonで買おうとしたところ通常のサイズとショートサイズの2種類あることに気がつき調べたところ、通常のサイズというもの大皿が両手で拭け、かぶせる、包む、つかむ、敷くなどのキッチン仕事にも充分な大きさとなっているようで、一人暮らしで殆ど自炊をしない人間にとっては大きすぎるようだったのでショートサイズを選んだ。
使ってみるとサイズはカレー皿を両手で拭くのにちょうど良いサイズで厚みは想像していたよりも薄かったが吸水性としなやかさに優れており、60年間愛されることも納得できた。
以前は皿洗いが面倒で溜めがちであったがこのふきんを買ってからというもの皿を洗い、拭く時間がなんだか楽しくなった。何気無い日常生活の作業ではあるが自分なりにこだわり選んだ道具を使っていることが楽しく、良いものを使っていると実感するからであろうか。
これからもそういうモノを増やし、このブログで共有していきたいと思う。